
ノンプラ生活、やってはいけないNGアクション
ノンプラ暮らしを始めた人から、このような悩みを耳にすることがあります。
“家には既に大量のプラスチックがあるから、プラスチックフリーなんて絶対できない”
“やってみたけど、不便で続かなかった。”
“周りの人がノンプラの大切さをわかってくれない”
“金銭的負担が大きくて始められない”
こんな不満を持っている方は、プラスチックフリーの暮らしを始める上で
やってはいけないNGアクションをしてはいませんか..?
目次
3つのNGアクション
興味を持ち始めたノンプラスチック生活。
せっかくなら楽しく、快適に続けたい。
なのに、どうしてか上手くいかない。続かない。楽しめない…。
あなたがもしこんな状況に陥っていたとしたら、それはノンプラ生活を送る上でやってはいけないことをしてしまっているのかも…
そこで、これを読んでいる皆さんには覚えておいて欲しい3つの「NGアクション」があります。
ノンプラ生活を実践中の方も、これから始めるという方も、まずは読んでみてください…
1、一気に全部とサヨナラしようとすること
さあ!始めるぞ!
で、家の中のプラスチックをぜーんぶ捨てる。
なんて。
家の中に既にあるもの、どうしても使わないと暮らしていけないもの、
そういったものは全て処分することがノンプラ生活の始まりだと思っている方がたまにいらっしゃいます。
そこで思い出して欲しいのが、「プラスチックは便利なもの」だということ。
安価で軽くて加工がしやすいプラスチックは便利だからこそ、これほど社会に広まっていきました。
そのため、プラスチックはもはや、私たちの暮らしの一部として溶け込んでいます。
既に暮らしに馴染んでいるものを全て排除しようとしたら、
暮らしのバランスがおかしくなってしまうのは当たり前のこと。
バランスよく無理のないように実践するのが、心にも優しい始め方です。
まずは小さなことから始めていきましょう。
2、“そのうち” OR “○○がまだあるから”
だからといって「後回し」にすることはまた別のこと。
「そのうち買うわ」という人の”そのうち”は、近い未来には来ないと思いますし、
「家に既にあるものがまだ使えるから」
もしくは
「全部使い終わったら、プラなしの生活にシフトしてみよう」
と先延ばしにしてしまうと、いつまでも始められません。
なので、何かを始めようとせっかく思い立ったなら、
家にある“それ”は一旦置いておいて、まずは新たな暮らしに挑戦してみることが大切!
始めてみないと気づけないことは沢山ありますし、なにより、始めなければ達成感を味わうこともできません。
絶対無理じゃない限り、すぐにでも取り掛かりましょう!
3、プラスチックの存在自体をリフューズすること
プラなし暮らしを始めた人に気をつけてもらいたいことが
“プラスチックの存在自体をリフューズ(拒否)してしまうこと”です。
最初は「プラゴミを減らそう」と始めたことでも、段々とプラスチックが周りにあることにストレスを感じてしまう方がいます。
どうしても使わないといけない状況で、自分を責めてしまったり
その状況を憎んでしまったりなど、
心にヘルシーじゃない考え方をしてしまうのは本当に危険です。
そういった負の感情は周りの人を遠ざけてしまいますし、なにより自分がハッピーじゃないですよね。
プラスチックフリーの生活は、環境に配慮することを目的ですが、
自分自身がそれを楽しめて、ハッピーに取り組めることを前提に行って欲しいです!
4、プラスチックを使うことを”悪”と考えること
これは、3番目のNGアクションと少し被るところもありますが、
「周りに寛大になること」が大切です。
誰でも、これはダメ、あれはダメと、その人の暮らしを否定されると、
例えどんなにその人の為を思ったアドバイスのつもりでも、嫌な気持ちになってしまうのは当然のこと。
人には、それぞれ “気づきの瞬間” があるはずなので、無理に気づかせてあげる必要はありません!
ただ、人は楽しいことに集まってくるもの。
大切な人にプラスチックの問題を理解してもらう一番の近道は、あなた自身がプラスチックフリーの生活を存分に楽しむことだと思います☆
まとめ
長々と書いてしまいましたが、結局私が言いたいのは
プラスチックフリーはストレスフリーでやるべきだよ。
ってことです。
環境問題が絡んでくると、どうしてもマイナスのイメージが浮かんできてしまいますよね。
やってる人は意識が高いとか、偉いとか、そうゆう概念になってしまいがちだと思うんです。
でも、それって少し違って、こういった環境保護の取り組みって、ほんと自己満でいいと思うんです。
無理に周りを巻き込むんじゃなくて、自分が心から楽しんで満足さえしていれば、
人はそれに興味を示してくれるはず。
自分が楽しい。できる。楽!と思えるレベルでやってみてください。
ただ、先延ばしは禁物ですよ!!!
プラナシスタスタッフ サカタ